気象予報士としてNHK『サタデーウオッチ9』などに出演し、2024年には初の著書も出版した久保井朝美さん。
実は、お天気キャスター界きっての「お城マニア」としても知られています。
この記事では、そんな久保井さんが語る、「天気」と「お城」の深い関係についてご紹介します。
久保井朝美プロフィール
氏 名 | 久保井 朝美(くぼい あさみ) |
生年月日 | 1988年9月20日 |
出身地 | 愛知県名古屋市生まれ、岡崎市育ち |
学 歴 | 愛知県立岡崎高等学校 → 慶應義塾大学文学部卒業 |
所 属 | ウェザーマップ |
資 格 | 気象予報士、防災士、ファイナンシャルプランナー、漢字検定1級、日本城郭検定2級 他 |
趣 味 | ゴルフ、歴史巡り、アニメ鑑賞 |
特 技 | 激辛料理完食(タバスコ1000倍の参鶏湯もクリア) |
好きな城 | 松代城・松本城など長野県の城 |
城好きが高じて気象予報士に?久保井朝美の意外なキャリア
愛知県岡崎市出身の久保井さんは、歴史好きが高じて日本各地のお城巡りが趣味に。
特に長野県の「松代城」「松本城」への愛は深く、「長野放送」にアナウンサーとして就職したきっかけも、長野の城に惹かれたからというから驚きです。
さらに長野放送時代には、農家でのりんご栽培ロケを担当。
「天気によって農作物の出来が大きく左右される」という現実に触れたことで、気象予報士を目指すきっかけになったそうです。
「歴史好き」と「お天気キャスター」が、まさかのつながりを持っていたんですね。
お城と天気の意外な関係とは?
久保井さんが2024年に出版した著書『城好き気象予報士とめぐる名城37 天気が変えた戦国・近世の城』では、「天気」と「お城」の関係がわかりやすく解説されています。
例えば、戦国時代の合戦では「天気を読む力」が勝敗を分けることもありました。
・雨で城の堀が増水し、攻め入ることが不可能に
・風向きを利用して火攻めを成功させる
など、天候が歴史を動かしたエピソードが数多く残されています。
さらに、天気だけでなく地形や災害もお城作りには重要な要素。
・川沿いの城は氾濫リスクを考慮して設計
・地震や火山噴火の影響を避けるための立地選び
など、「防災の視点」でお城を読み解くこともできるのです。
気象予報士だからこそ見える「お城の真実」、とても面白いですよね。
お城をもっと楽しむために!久保井朝美流・天気と歴史の歩き方
久保井さんは「お城を訪れる際は、天気を知っておくともっと楽しめる」と語ります。
例えば、晴れの日は石垣や堀の美しさが際立つ
雨の日は水堀に雨粒が落ちる風情を楽しむ
冬の雪景色は城の荘厳さが増す
さらに、「その土地の気候と歴史の関係」を知ることで、より深い城歩きができるとアドバイス。
天気と歴史は切っても切れない関係にあるのです。
城と天気の話がもっと知りたい方へ
久保井朝美さんの著書『城好き気象予報士とめぐる名城37』(商品はこちら)には、37の名城にまつわる天気や災害、気候風土がギュッと詰め込まれています。
普通の観光ガイドブックとはひと味違う、「天気目線の城巡り」を楽しめる1冊。
お城好きも、お天気好きも必見です。
まとめ
久保井朝美さんは、「お城」と「天気」という異色のジャンルをつなぐ唯一無二の気象予報士。
「お城好き」×「気象予報士」の視点で、これからも歴史と防災の大切さを伝えてくれるはずです。
歴史好きな方も、天気好きな方も、ぜひ久保井さんの活躍に注目してみてください!